アクションの追加でビューやダッシュボードをインタラクティブに (2).フィルタアクション編|Tableau Software Tips&Viz Advent Calendar 2014 #07 #tableau
2014年アドベントカレンダー『Tableau Software Tips&Viz(全部俺) Advent Calendar 2014』7日目です。Tableau Softwareに関する機能紹介、便利ネタや可視化ネタ等を毎日1本ずつ計25本、『1人(全部俺)』で担当してお届けしています。
昨日6日目の投稿ネタは『URLアクション』でした。
本日7日目は『フィルタアクション』の作り方についてご紹介して行きたいと思います。選択内容でその他の情報をフィルタリングする、というアクションです。
目次
個別に設定
まずはメニューの機能を使った設定方法から。サンプルデータには毎度おなじみ『SuperStore Sales(Japan)』を使います。
都道府県に地理情報を与え、地図を作成。売り上げで色塗りマップを作成します。
もう1つ、個別に線グラフ(利益遷移:単位は月)を作成。
更にもう1つ、個別に棒グラフ(宣伝費比較:最小単位はサブカテゴリ)も作成します。
メニューの[ワークシート]から、[アクション]を選択。
[アクションの追加]で[フィルター]を選択。
フィルタアクションの設定内容を指定して行きます。【色塗りマップ】の『都道府県』を『選択』すると、【利益遷移グラフ】の内容をフィルタリングするイメージです。
ターゲットフィルタの設定も別途追加しています。
追加完了後、[OK]を押下。
試してみましょう。色塗りマップの中で所定の都道府県をクリックすると、
【利益遷移】のグラフが、先程とは内容が変わりました。[フィルタ]カードにも都道府県の指定が増えている事を確認出来ます。
一方、【宣伝費比較】については変わりありません。このように、シート個別に対してメニューから設定を追加する事が可能となります。
ダッシュボード上で設定
実はこのフィルタアクション、もっと手軽に使える方法があるんです。ダッシュボードの上で活用する事ができます。
まずは上記で作成した要素を配置。
フィルタリング元となるシートの右上メニューから、[フィルタとして使用]を選択。すると...
先程と同じ設定を、1アクションで全体に適用させる事が可能となります。便利ですね。
まとめ
以上、フィルタアクションに関するご紹介でした。では明日もお楽しみに!
参考情報:
- フィルター アクション
- ダッシュボードへのアクションの追加 | Tableau Software
- Filter Actions | Tableau Software
- Creating Filters with Actions on Dashboards | Tableau Software
- Filtering Across Multiple Data Sources | Tableau Software
- VizWiz: Create a global filter in Tableau across multiple data sources in eight simple steps - Data Visualization Done Right